群馬県の靴磨き専門店 KUTSUBIGAKUクツビガク  群馬県内で革靴関連のお店紹介

クツビガクロゴ

今回は群馬県前橋市に店舗を構えるクツビガクさんについてご紹介します。


筆者が靴磨きを初めて体験したレポートを靴磨屋さん体験レポートにまとめているのでそちらをご覧ください。

目次

店舗概要

店舗名KUTSUBIGAKU クツビガク 
住所371-0843
前橋市新前橋町25-13 日新ビル1F
新前橋駅から徒歩2分程度
営業時間営業時間 11:00〜19:00
​定休日 月曜
駐車場駐車場は道路挟んで反対側「ザ・パーク」をご利用の場合駐車時間分のサービス券有り
電話番号080-4004-2330
ホームページhttps://www.kutsubigaku.com/

シューシャイナー(靴磨き職人)

シューシャイナーはクツビガクの社長でもある木嶋さんです。
もともとは住宅の営業マンをしており、千葉スぺシャルさんという路上靴磨き屋さんで初めてプロの靴磨きを受けた靴の輝きに衝撃を受けたきっかけだそうです。

以降、人の靴磨きをしていく中で群馬県内には靴屋さんや靴磨き屋さん等革靴に関する専門店が無い事に気が付き、無いなら自分が始めようということでクツビガクをオープン。

「群馬の足元に革命を」がスローガンの開拓者精神あふれる30代前半。

趣味はサウナと釣り、サウナの情報発信も行われています。

メニュー

内容価格
シューケア
(15分程度)
クリーナーで汚れ落とし、
クリームで保湿をします。
自然なツヤが出ます。
2,000円
シューシャイン
(40分程度)
シューケアに加えて、
ワックスを使った鏡面磨きを施し
さらに透明感のあるツヤを出します。
3,000円
フルケア
(60分程度)
シューシャインに加えて
ソール、コバのケアまで行います。
4,500円
その他オプション有り

コースは上記の3コースでいずれのコースも、目の前で靴を磨いてもらう「その場磨き」と靴を預けて後日引き取る「預かり」どちらで行ってもらうかを選びます。
その場磨きは予約優先なので、忘れずに予約をしていきましょう。
預かりは時間がかかっても1週間以内には引き渡し可能、急ぎの場合は応相談とのことです。

靴磨き

CARMINAのダブルモンクにシューシャインコースをしていただいた様子です。

黙々と鏡面磨きをする木嶋さん
靴磨き中の動画
←鏡面磨き前  →鏡面磨き後 スマートフォンで撮影

この違いです。

イベント

クツビガクさんは様々な個性的なイベントを行っています。
全ては「群馬の足元に革命を」のスローガンのもとに革靴の普及を目指して。

靴磨きワークショップ

群馬県内で不定期で靴磨きのワークショップを実施しています。
靴磨きに興味が有る方にお勧めのイベントです。

世界初の24時間営業

どこかで見覚えのあるデザイン

2021年8月28日20:00~29日20:00の24時間店舗に常駐し靴を磨くという、某番組のパロディでおそらく世界初のイベント。

筆者は当日参加できませんでしたが、告知を見た時のインパクトは言葉にできませんでした。
私は「なんて面白い(ぶっ飛んだ)ことを考える人がいるんだ。一番弱っている終盤に是非靴磨きをしてもらいつつ、魂胆を聞きたい」とそわそわしていたことを今でも覚えています。

木嶋、朝まで磨くってよ

2021年11月22日19:00~23日5:00までお隣の炭火肉ホルモン酒場 シンバル さんと朝まで営業して、靴磨きとお酒を楽しもうというイベント。
前回と比較すると大分短い営業時間となっていますが、それでも夜通し営業。
こちらも都合がつかず行けませんでしたが、焼肉屋さんとコラボしようという発想に至った経緯がどうしても想像できず、今でも行けばよかったと後悔しています。
24時間営業と言い、イベントの方向性が凄い、、、

サウナバーガー

新前橋駅ロータリー内にあるバーガーショップ THE ROTARYさんとクツビガクさんのコラボ。
クツビガクの店主木嶋さんがサウナの後に食べたいハンバーガーというコンセプトで作ってもらったとのこと。
靴ではなくサウナとのコラボ、他のイベントを知っているととてもおとなしいイベントと感じてしまいます。

今回は私も食べてきました。

コラボをしたTHE ROTALYさん、新前橋駅のロータリーにあるおしゃれな雰囲気のハンバーガーショップ
サウナバーガー!!

とても美味しかったです。
ハンバーガー自体が美味しい上に、マーボーの辛さが絶妙。
ポテトもついていてボリュームがあるので大満足でした。

シューケアグッズ

THE WAY THINGS GOの靴クリーム

イベントではありませんが、ご紹介を。
群馬県で唯一のTHE WAY THINGS GO の靴クリーム取扱店です。

以上のように非常にユニークなイベントを行っていますが、全ては靴磨きの技術があるうえでの遊び心と靴に興味を持ち楽しんでほしいという思いが形になった物。
ただの話題作りでは無いと感じました。

上記のイベントを見て一つでも気になる方がいたら、是非その場磨きをしてもらってみてください。
行動力にあふれる木嶋さんとのお話と靴磨きを通して充実した時間を過ごせること間違いなしです。

インタビュー

ここからは木嶋さんにインタビューをした内容のまとめです。
様々なイベントを企画している木嶋さんの雰囲気を感じていただけたら幸いです。

筆者

どのような経緯で靴磨きに興味を持ったのでしょうか?

KUTSUBIGAKU

マツコの月曜から夜更かしというテレビ番組で都内で路上靴磨きをしている千葉スペシャルさんというお店が取り上げられていて、気になって行ってみて衝撃を受けたのがきっかけですね。

もともと住宅販売の営業を行っていたので、身だしなみには気を使っていましたが、靴に強いこだわりがあったわけではありません。

筆者

なるほど、確かに初めてプロに靴を磨いてもらった時の驚きは格別ですよね。

KUTSUBIGAKU

衝撃でしたね。靴ってこんなに光るんだ…と。
結局2回行ったのですが、交通費の方が高くつくことに気が付いて(笑)

どうにか自分で出来ないかと調べていたら靴磨き芸人の奥野さんの動画にたどり着きました。

筆者

確かに群馬県から都内への交通費は確かに高くつきますね~。
そういった意味で、クツビガクさんの存在は群馬県内でプロの靴磨きを受けることができるようになった点で、靴好きとしてはうれしい限りですね。

靴磨きにのめり込んだといっても、専門店をオープンするのはとても思い切りの必要な行動だと思いますが、どこかで修行などしたのでしょうか?

KUTSUBIGAKU

お店に弟子入りしての修業はしていません。
独学で道具や磨き方の研究をしました。
始めは住宅を販売したお客さんへのアフターメンテナンスの時にサービスとして靴を磨いていました。
その中で、群馬県内には革靴に関するお店(靴屋、靴磨き屋等)が全く無い事に気が付き、無いなら自分で作ってしまおうと思い始めました。

筆者

無いなら自分で始める、開拓者精神あふれる言葉ですね。
お客さんはどのような層の方が多いでしょうか?

KUTSUBIGAKU

男性が主ですね。
年齢層としては20代から60代まで幅広いです。

筆者

その場磨きと預かりの値段が同じですが、値段に差をつけないのはなぜでしょうか?

KUTSUBIGAKU

お客さんとコミュニケーションを取りたいことが一つの理由です。
せっかく靴磨きをさせていただくので、その場磨きで靴磨き屋さんの空間自体も楽しんでいただけたらと思い、同一料金にしています。

筆者

靴磨きをお願いする側としては、靴が見る見るうちに綺麗になっていくライブ感も楽しみの一つになると感じました。

筆者

クツビガクさんと言えば、様々なイベントがありますがどのような経緯でイベントを企画したのでしょうか?
靴磨き屋さんの考えるイベントとしては珍しい物が多いですが。

KUTSUBIGAKU

どうしたら興味を持ってもらえるか、楽しんでもらえるかを考えた結果です。

木嶋、朝まで磨くってよについては、靴好きは中々話相手がいない気がしたのでコミュニケーションの場を提供で切ればと考えました。

筆者

そういえば、私もクツビガクさんを知って強く興味を持ったのはSNSで流れてきたイベントの告知を見てでした。
このイベント、何か他のお店とは違うぞ。と思いました。

今回のサウナバーガーについては、靴磨きとグルメの関連性がわからなかったです。
でも今回のインタビューを踏まえて見ると、既に靴磨きを楽しんでいる人は更にグルメも楽しむことができ、靴磨きに興味が無かった人に対しては靴磨きに興味を持つきっかけになる訴求力の強いコラボだと思います。

筆者

インスタグラムのハッシュタグで【群馬の足元に革命を】を時々見かけますが、具体的にはどのような物なのでしょうか?

KUTSUBIGAKU

群馬県で革靴を履く人を増やして、革靴文化を作りたいという思いを込めたスローガンです。

群馬県で靴磨き屋さんを初めてみて、お客さんが沢山いることがわかりました。
ですが、群馬県内で革靴を買うことができるお店は百貨店以外に無く、お客さんにどこで買ってきたかを聞くと都内か佐野のアウトレットショップと答えるお客さんが多いんです。

靴磨きを求めてくださるお客さんが沢山いるのに、靴は県外で買うなんて寂しいと思いました。
だから靴磨きをきっかけに群馬県内に革靴の文化を作り、ゆくゆくは群馬県内で様々なメーカーの革靴を気軽に買うことができるようになればいいですね。

筆者

壮大な構想ですね。
ですが、確かに群馬県内の革靴文化が盛り上がったら素敵だと思います。

筆者

ところで、サウナ―とは一体?

KUTSUBIGAKU

私がサウナが大好きでして、常連さんにお話しをしていたら徐々にサウナ好き、通称サウナーが増えていったんです。

サウナバーガーも私が大好きなサウナ飯を靴磨きを受けたお客さんに提供出来たら楽しいと思い。

サウナに興味が有る方は是非お声かけください(笑)

以上、開拓者精神あふれ行動力のある木嶋さんのインタビューです。
どのようなイベントを開催するのか、今後も目が離せません。

関連ページ

靴磨屋さん体験レポート

KUTSUBIGAKU クツビガク公式サイト

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この記事を書いた人

初めての革靴選び、迷わず失敗しないよう情報提供いたします。

レザークラフトを通して革への興味を強め、
革靴の魅力に気づきつつある32歳。

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